
月額料金から解放されるSIMがあるって本当?

サブ回線としてmineoと併用するなら、どれがお得?
スマホの「月額料金」という存在は切っても切れない関係ですよね。
しかし、そんな常識を根底から覆す、全く新しいコンセプトのSIMサービスが登場しました。
その名も「リチャージモバイル」。
正確に言えば、「リチャージモバイル」が展開する「リチャージSIM」というサービス。
最初にギガをまとめて購入すれば、あとは一切月額料金がかからない「買い切り・プリペイド型SIM」なんです。
この未知のSIMは果たして「アリ」なのか、「ナシ」なのか。
mineoの代わりになり得るのか、それとも全く別の使い道があるのか。
今回は、この「リチャージモバイル」をmineoユーザーの視点から、その実力を忖度なしで徹底的に解説していきます。
この記事を最後まで読めば、次のことが分かります。

買い切り式のリチャージSIMは、mineoとのデュアルSIMの相性がバッチリ!
\契約手続き不要の「買い切り型SIM」/
そもそも「リチャージモバイル」とは?契約不要の買い切りSIMを解説
出典:リチャージモバイル
まず、「リチャージモバイル」が一体どんなサービスなのか、基本から押えておきましょう。
出典:リチャージモバイル
元々は、リチャージWi-Fiのルーターとしてサービスを展開し、累計出荷台数が10万台を突破する人気商品となっていましたが、そこから「リチャージSIM」という新たなサービスが誕生しました。
リチャージSIMは、従来の「月額制SIM」とは全く異なる、「プリペイド(前払い)型」のSIMサービス。
一番の特徴は、その料金体系にあります。
要はデータ通信の「まとめ買い」ですね。
使用する回線はドコモ回線なので、mineoのDプランと同じく、幅広いエリアでの安定した通信が期待できます。
【結論】リチャージSIMとmineo、どっちを選ぶべき?
リチャージSIMとmineo、どちらを選ぶべきなのか、先に結論からお伝えします。
リチャージSIMはこんな人におすすめ
mineoを使い続けるべき人
リチャージSIMはmineoの「ライバル」というよりは、「全く別の役割を持つ、新しい選択肢」であることがお分かりいただけると思います。
次に両者を7項目で徹底的に比較してみましょう!
リチャージSIM vs mineo 7項目で徹底比較
比較項目 | リチャージSIM | mineo(マイピタ) | 備考 |
① 契約形態 | 買い切り(プリペイド) | 月額契約 | リチャージモバイルは契約・解約手続き不要 |
② 料金体系 | データ容量を都度購入(例:初回のみSIM+ギガ付きプラン100GB/365日 12,980円) | 毎月定額の支払い(例:50GB/月 2,948円) | 毎月の固定費があるかないかが最大の違い |
③ 有効期間 | 購入から365日間 | 毎月末リセット(翌月への繰り越しは可) | データを無駄なく使えるのはリチャージモバイル |
④ 通信回線 | ドコモ | ドコモ・au・ソフトバンク | mineoはトリプルキャリア対応で選択肢が広い |
⑤ 通話/SMS | データ通信専用 | 音声通話+データ通信が基本 | メイン回線ならmineoが必須 |
⑥ データ共有 | 不可 | 可能(パケットギフト/フリータンク) | mineo独自のコミュニティ機能は強力 |
⑦ オプション | ほぼ無し | パケット放題Plus、パスケット等多数 | 用途に合わせてカスタマイズできるのがmineo |

この表を見るだけで、両者の性格の違いは一目瞭然だね!
リチャージSIMは「手軽さ」と「柔軟性」に特化したSIM、mineoは「機能性」と「カスタマイズ性」に優れたSIMと言えます。
ここからは、それぞれのメリット・デメリットを深掘りしていきます。
リチャージSIMの凄いメリット5選
メリット① 契約・解約・月額料金、3つの縛りからの解放
出典:リチャージモバイル
これがリチャージSIM最大の魅力です。
- 契約手続き不要
面倒な手続きは一切なし。Amazonでポチる感覚でSIMを購入可能。 - 月額料金0円
最初にギガを買ってしまえば、次のチャージまで1円も請求されません。
「今月はあまり使わなかったのにな…」という罪悪感とは無縁です。 - 解約手続き不要
使わなくなったら、SIMを放置するだけ。
違約金も最低利用期間もありません。

特に、契約手続きが必要なく、すぐに利用できるのはうれしい!
\契約手続き不要の「買い切り型SIM」/
メリット② データを1年間じっくり使える!ギガを無駄にしない長期有効期間
出典:リチャージモバイル
mineoのデータ繰り越しは翌月末までですが、リチャージSIMは購入したギガを最大365日間、好きなペースで使えます。
例えば「100GB/365日プラン」なら、
このように、月々の使用量に大きな波があっても、全く問題ありません。
年間トータルでデータ量を管理できるので、ギガを失効させて無駄にすることがほぼなくなります。

月額プランだと、利用ギガ数が少なくても固定で費用がかかるから、人によっては年間にならすと月額制のSIMよりもコスパがよい場合があるよ!
購入後60日以内にスマートフォンやPCなどで接続して、データ通信を行なってください。
※データ通信が必要です。
※期間内にデータ通信を行わなかった場合、データ残量の有無にかかわらずデータ残量は消失します。
メリット③ サブ回線やIoT機器との相性が抜群!
出典:リチャージモバイル
リチャージSIMの真骨頂とも言えるこのメリット。
「メインのスマホはmineoで満足。でも、タブレットやカーナビ用にもう1枚SIMが欲しいな…」と思ったこと、ありませんか?
そんな時、もう1回線mineoを契約すると、月額料金が2倍になってしまいますよね。
しかし、リチャージSIMなら次のようなデバイスで月額料金0円で利用可能。
このように、「毎月コンスタントには使わないけど、ネット接続は必要なモノ」に対して、リチャージSIMはピッタリです。

例えば、カーナビにAmazonの「Fire TV Stick」を差し込んで映画やドラマを見ることもできちゃうよ!
メリット④ 本人確認が不要!誰でもすぐに使える究極の手軽さ
出典:リチャージモバイル
通常のSIM契約では、運転免許証やマイナンバーカードを使った本人確認(身分証明)が必須ですが、リチャージSIMなら本人確認が一切不要。
他のSIMでは契約が難しい方々にとっても、リチャージモバイルなら大丈夫。
このように、文字通り「誰でも・すぐに」データ通信環境を手に入れられるリチャージSIMは、かなり多くの方にメリットが感じられることでしょう。
\本人確認・審査一切必要なし!/
メリット⑤ 物理SIMもeSIMも選べる使いやすさ!即日開通も可能
出典:リチャージモバイル
リチャージSIMは、プリペイド型従来の「物理SIM」はもちろん、「eSIM」にも対応しています。
この2種類から自分のスタイルに合わせて選べるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
リチャージSIMのデメリット3選
契約前に知っておかなければならない、リチャージSIMのデメリットをお伝えします。
デメリット① 音声通話やSMSが使えない(データ通信専用)
リチャージSIMは、基本的にデータ通信専用です。
そのため、通常の「090」や「080」から始まるような電話番号での発着信はできません。
LINE通話やSkypeなどのデータ通信を利用した通話は可能ですが、110番や119番といった緊急通報も不可。
この点は、リチャージSIMをメイン回線とする場合は注意が必要です。
デメリット② データ単価を計算すると、実はmineoより割高
データ容量 | 月額料金 | 1GBあたりの料金 | |
リチャージSIM | 100GB(追加) | 7,480円 | 74.80円 |
mineo(マイピタ) | 50GB | 2,948円 | 58.96円 |
GB単価で比較すると、リチャージSIMはmineoの最大容量プランよりも割高になってしまいます。
もちろん、リチャージSIMには「長期有効期間」という大きなメリットがありますが、単純なコストパフォーマンスではmineoに軍配が上がります。
さらに、mineoには無期限にパケットを貯めておくことができる「パスケット」や、「ダンジョン延命(パケットの繰越期限を延ばす)」という切り札まであります。
この点からして、mineoの方がトータルの満足度とコストパフォーマンスで上回るでしょう。
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デメリット③ サポート体制が限定的(電話・休日対応なし)
SIMカードで何かトラブルが起きた時、すぐに問題を解決したいですよね。
リチャージモバイルのサポートは、LINE、メール、電話サポートがありますが、平日の10:00~18:00(土日祝日は休み)となっています。
例えば、旅行に出かける金曜の夜に「SIMを差しても繋がらない!」というトラブルが発生した場合、返信が来るのは最速でも月曜の午前中になってしまう可能性も。
急いでいる時や、チャットでのやり取りが苦手な方にとっては、このサポート体制は不安要素となるかもしれません。
その点、mineoのサポートは年中無休の上、全国の店舗やユーザーコミュニティ「マイネ王」で質問できるなど、サポート体制が充実しているため、安心感が異なります。
リチャージSIMのリアルな評判・口コミを調査!
X(旧Twitter)で、リチャージSIMを実際に使っている人の声を集めてみました。
良い評判・口コミ

「追加チャージが安い」「通信速度が速い」といった高評価がかなり多かったよ!
悪い評判・口コミ(見つけられませんでした)

僕が調査した限り、悪い口コミは見つけられなかった。
比較的まだ新しいMVNOということもあるけど、低評価の意見がないのは素晴らしい!
【上級者向け】mineo × リチャージSIM「最強デュアルSIM運用術」
ここまでの比較で、「リチャージSIMはサブ回線向き」「メインはやっぱりmineo」という結論が見えてきました。
では、この2つのSIMを1台のスマホに入れて「デュアルSIM」として運用したら、どのようなメリットが生まれるのか。
結論から言うと、この組み合わせはお互いの弱点を補い合う、かなり相性のいいペアとなり得ます。
① 「マイそく」の魔の12時台を、リチャージモバイルで克服する!
出典:mineo
mineoの「マイそく」プランは、月曜から金曜の12時台(12:00~13:00)の通信速度が最大32kbpsに制限されるという、大きな弱点があります。
32kbpsという速度は、LINEのテキストメッセージがなんとか送れる程度。
お昼休みにスマホを使いたい人にとっては「魔の時間帯」と言っても過言ではありません。
しかし、ここにリチャージSIMがあれば、その悩みは解決します。
12時になったら、スマホの設定からデータ通信をmineoからリチャージSIMに切り替えるだけ。
こうすることで、お昼休みでもドコモ回線の快適な高速通信を使って、動画を見たり、お店の決済をスムーズに行うことが可能になります。
でも、昼だけと言っても高速通信だとかなりギガを消費しちゃうんじゃ…?
そんな心配も生まれることでしょう。
例えば、お昼の1時間だけWebサイトを見たり、SNSをチェックしたりする程度の利用であれば、1日あたりのデータ消費量は200MB~300MB程度です。
平日の20日間利用したとしても、月々の消費は約4GB~6GB。
リチャージSIMの100GB/365日プランなら、ランチタイムのためだけに1年以上も余裕で使い続けられる計算になります。
≫【レビュー】「マイそく(スタンダード)」を1年使ってみた感想。
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② 災害・通信障害に備える「真のリスク回避」を実現
出典:au
2022年に発生したauの大規模通信障害は、多くの人が「スマホが繋がらない」という恐怖を経験しました。
メインの回線が一つだけだと、こうした有事の際にかなりのリスクを抱えることになります。
デュアルSIMは、このリスクを回避するための最も有効な手段。
mineoとリチャージSIMとの組み合わせは、次のようになります。
- mineo(Aプラン / au回線) + リチャージSIM(ドコモ回線)
- mineo(Sプラン / ソフトバンク回線) + リチャージSIM(ドコモ回線)
このように、普段使っているmineoの回線とは全く別のキャリアの回線を確保しておくことで、片方のキャリアで大規模な障害が発生しても、もう片方で通信手段を確保できます。
リチャージSIMはeSImにも対応している上、1回の買取で、1年間有効な「保険」をスマホに入れておくことが可能です。
≫【eSIM時代のデュアルSIM活用術】仕事とプライベートを1台のスマホで賢く使い分ける方法
\契約手続き不要の「買い切り型SIM」/
なぜサブ回線はpovo2.0よりリチャージSIMなのか?
出典:povo
デュアルSIMのサブ回線なら、月額0円から維持できるpovo2.0でも良いのでは?
今やかなりの知名度を持つpovo。
そう考える方も多いことでしょう。
しかし、「mineoのサブ」として「手間なく・長く・確実に」運用することを考えた場合、リチャージSIMには大きなメリットがあります。
比較項目 | リチャージSIM | povo2.0 |
月額基本料 | 0円(買い切り) | 0円 |
代表プラン | 100GB / 365日間 (追加チャージ) | 120GB / 365日間 |
料金(年間コスト) | 7,480円 | 21,600円 |
GB単価 | 74.8円 / GB | 180円 / GB |
契約・本人確認 | 不要 | 必要 |
回線維持の手間 | 一度買えば1年放置OK | 180日以内のトッピングが必須 |
povo2.0も月額0円で維持できるため、一見すると最強のサブ回線に見えます。
しかし、「180日間以上トッピング(有料のデータ購入など)がない場合、利用停止や契約解除のリスクがある」という、通称「180日ルール」が存在します。
いざという時のために契約していても、「半年ごとに追加課金をしないと、いつの間にか解約されていた…」という事態になりかねません。
有効期限を気にしておく必要があり、管理が非常に面倒です。
その点、リチャージSIMは、最初に100GBを購入すれば、あとは365日間、完全に放置していても回線が維持されます。
さらに、契約・本人確認が不要という手軽さも、サブ回線としては優秀です。
mineoの弱点をピンポイントで補い、管理の手間なく、確実に1年間使える保険として機能する。
サブ回線として、povo2.0ではなくリチャージSIMを選ぶべき理由はここにあります。
【最終結論】mineoとリチャージSIM、あなたへのおすすめはコレだ!
全ての情報を踏まえた上で、あなたにどちらが向いているか、最終的な結論をまとめます。
リチャージSIMは「2台目以降のSIM」として最強の選択肢!
もしあなたが、次のようなスマホ以外の端末で使うSIMを探しているなら、リチャージSIMは最高の選択肢になります。
月額料金を気にせず、必要な時だけ使える柔軟性は、mineoにはない大きな魅力です。
また、
「メイン回線はmineoだけど、万が一の通信障害に備えてドコモ回線の予備が欲しい」
「本人確認なしで手軽に使えるSIMが欲しい」
という方にとっても、維持費0円のサブ回線として最適です。


リチャージSIMは、IoTデバイスやデュアルSIMに最適!
\ 契約不要・月額0円! /
メイン回線は、やっぱりmineoが最強!
一方で、「毎日使うメインのスマホ」に入れるSIMを探しているなら、これからもmineoを使い続けることを強くおすすめします。
これらのメリットは、リチャージSIMには代えられません。
リチャージSIMはかなり魅力的なサービスですが、あくまで「用途を限定したサブ回線」としての役割が強いSIMということを覚えておきましょう。
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